- 2015年2月27日
- キョジャッキー
既にYahoo!ニュース等でご存知の方もいるかと思うが、後藤浩輝騎手が26日夜、茨城県阿見町にある自宅で首をつり自殺した。
後藤浩輝騎手のFacebookページには27日12時現在、
16時間前(26日20時頃)に「泊まってるホテルでずっと気になっていた”栃木のプリンス”宇都宮 晃の歌謡ショーを観てきました*\(^o^)/*もちろんTシャツやうちわを買い込み応援!」というメッセージと楽しそうな後藤騎手が写っている。
こんな笑顔の人が、この数時間後に自宅で自殺するなんて信じられない…。
後藤浩輝騎手と落馬の歴史
最も大きな事故になったのが2012年5月6日、シゲルスダチに騎乗したNHKマイルカップ。最後の直線コースでマウントシャスタが内側へ急激に斜行した影響を受け落馬。「頚椎骨折の疑い、頚髄不全損傷」と診断された。
事故から4か月後の9月8日に復帰を果たしたが、同日の中山競馬第3競走で馬場入場時に落馬し、首の不調を訴え、検査を受けたところ第一、第二頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折と診断され入院する。
その後は解説者やマスコミでよくテレビに出る姿を見かけるようになり、私も復帰を応援していた。
2013年10月5日に復帰するも、2014年4月27日の東京競馬第10競走にて、ジャングルハヤテに騎乗していたが最後の直線でリラコサージュが外側に斜行した影響で落馬、再び頸椎骨折の怪我を負い休養を余儀なくされる。
そして2月21日の東京GIIIダイヤモンドSにてリキサンステルス騎乗で落馬。後藤騎手は無事だったがリキサンステルスは死亡。2月27日自宅で自殺した。
決して無茶な騎乗をしているわけではない
後藤騎手の落馬は他馬の影響により落馬していること。決して無茶な騎乗をした自滅型ではないらしい(私は専門家じゃないのでらしいとしとく)。不運なことがよくおこる不幸体質な人だったのだろうか。
ジャンクSPORTSに出演した後藤浩輝騎手を思い出す
2014年05月10日 「命知らずの勇敢アスリート」としてジャンクSPORTSに出演予定だった後藤騎手、しかし2014年4月27日の落馬事故により出演できず、コルセット姿でコメントしているのが印象的でした。今でしょ!って時に落馬した、まさに持っている(?)人でしたね。
最後に
リキサンステルスをはじめ、亡くなった馬の為にも後藤騎手は生きてほしかった。
自身の責任ではないにしろ、度重なる落馬と事故はかなり精神的に辛かったのではないでしょうか。何度ケガをしても、何度落馬をしても立ち上がる後藤騎手を応援していた競馬ファンは多いと思います。ご冥福をお祈りします。